大学野球

2021首都大学野球春季リーグ 第三週の結果と今後の展望

こんにちは!一般ぱんだです!

今回は、1日(土)·2日(日)に行われた、首都大学野球春季リーグ第三週の結果及び、今後の展望について書いていこうと思います!

※2021首都大学野球春季リーグの所属校紹介や、これまでの戦績は2021首都大学野球春季リーグ 今後の展望(首都劇場)を是非ご覧下さい!

結果

それでは早速、第三週の結果をお伝えします!

1日目の結果

5/1(土)

日体大 3 – 0 筑波大 (勝)矢澤 (負)佐藤 隼輔

武蔵大 3 – 4 桜美大 (勝)森田 南々斗 (負)田中

帝京大 雨天中止 東海大

大学名 桜美林大 日体大 筑波大 武蔵大 東海大 帝京大 試合
桜美林大 ○○ ●○ 5 4 1
日体大 ●● ○○ 5 3 2
筑波大 ●● ○○ 5 2 3
武蔵大 ●● ○○ 5 2 3
東海大 ○○ ●● 4 2 2
帝京大 ○● ●● 4 1 3

帝京大vs東海大の一戦は雨天の為、中止となりました。

日体大vs筑波大は、8回までは、矢澤、佐藤 隼輔の両エースの投げ合いで0がスコアに並びましたが、9回表に押し出しフォアボールとフィルダースチョイスで3点を勝ち越し、接戦を制しました!

矢澤は4番ピッチャーで先発出場し、投げては9回被安打4で完封勝利を収め、打っては4打数2安打と、投打共に活躍しました。【大学野球】日体大のリアル二刀流・矢沢がリーグ戦初完封! 筑波大のドラ1候補・佐藤に投げ勝つ(スポーツ報知)

武蔵大vs桜美林大は、武蔵大が8回表に松下のタイムリーヒットで同点に追い付きましたが、その直後の8回裏に森田 智貴(3年·霞ヶ浦)のスクイズで1点を勝ち越し、こちらも接戦を制しました!

この結果により、桜美林大が4勝1敗で首位をキープ、日体大が3勝2敗で2位、筑波大と武蔵大が2勝3敗で並びました。

桜美林大は、第三週終了時点では首位をキープすることになり、今後の優勝争いにおいて有利になるのではないかと思います。

日体大も、プロ注目の佐藤 隼輔の先発試合に勝利し、且つ、矢澤が完封勝ちしたことにより、投手陣総出で第2日目に臨むことが出来ます。

一方、接戦を落とした筑波大と武蔵大は、これ以上負けると優勝どころか、残留争いに突入することになり、2日目はなんとしても勝ち、勝率を5割に戻したいところです。

 

それではこの結果を踏まえて、第2日目の結果を見ていきましょう。

2日目の結果

5/2(日)

筑波大 4 – 2 日体大 (勝)西舘 (負)筒井

桜美大 3 – 0 武蔵大 (勝)多間 (負)松崎

東海大 0 – 2 帝京大 (勝)岡野 佑大 (負)斎藤 礼二

大学名 桜美林大 日体大 筑波大 武蔵大 東海大 帝京大 試合 勝率
桜美林大 ○○ ○○ ●○ 6 5 1 .833
日体大 ○● ●● ○○ 6 3 3 .500
筑波大 ●● ●○ ○○ 6 3 3 .500
武蔵大 ●● ●● ○○ 6 2 4 .333
東海大 ○○ ●● 5 2 3 .400
帝京大 ○● ●● 5 2 3 .400

桜美林大が武蔵大に二連勝し、日体大が筑波大に負けた為、桜美林が5勝、日体大と筑波大が3勝で並び、桜美林大が唯一、勝率が5割を越えているチームとなり、単独首位をキープしました。

また、後がない帝京大は、東海大に勝ち、帝京大、東海大、武蔵大の3チームが2勝で並ぶことになりました。

帝京大と東海大は、雨で順延された、もう一戦ある直接対決に勝って、勝率5割で日体大と筑波大に並びたいところです。

逆に負けてしまうと、2勝4敗で最下位の武蔵大に並ぶことになり、最下位争いに巻き込まれかねない状況です。

 

それでは最後に、このような事情を抱えた帝京大vs東海大の直接対決の結果を見ていきましょう!

帝京大vs東海大 直接対決の結果(5/1の順延分)

帝京大 0 – 3 東海大 (勝)斎藤 礼二 (負)岡野 佑大

大学名 桜美林大 日体大 筑波大 東海大 武蔵大 帝京大 試合 勝率
桜美林大 ○○ ○○ ●○ 6 5 1 .833
日体大 ○● ●● ○○ 6 3 3 .500
筑波大 ●● ●○ ○○ 6 3 3 .500
東海大 ○○ ●● ●○ 6 3 3 .500
武蔵大 ●● ●● ○○ 6 2 4 .333
帝京大 ○● ●● ○● 6 2 4 .333

先週の対決とは打って変わり、東海大が帝京大に完封勝ちしました。

ピッチャーも先週と同じく、齊藤と岡野が先発し、この日は齊藤が完封勝ちし、逆に岡野が敗戦投手となりました。

この結果により、東海大が3勝3敗で日体大と筑波大に並び、帝京大が2勝4敗で武蔵大と並びました。

首位は、5勝1敗の桜美林大がキープしています。

今後の展望

今後の日程

今後の展望をお伝えすると共に、今後の日程を見ていきましょう。

第4週(5/15·16)

筑波大vs東海大

武蔵大vs帝京大

日体大vs桜美林大

 

第5週(5/22·23)

日体大vs武蔵大

帝京大vs筑波大

桜美林大vs東海大

全チーム2カード、4試合が組まれています。

第4週の展開予想

桜美林大vs日体大 首位攻防戦

首位の桜美林大は、2位の日体大と直接対決です。

2勝差ある日体大は二連勝し、第4週終了時点で5勝3敗とし、同率首位に立ちたいところです。

逆に、桜美林大が二連勝すると、7勝1敗になり、日体大が3勝5敗になるため、4勝差つき日体大の優勝がなくなります。

さらに、同率対決の筑波大vs東海大が1勝1敗ずつになり、どちらも4勝4敗になると、桜美林大とは3勝差つき、この時点で桜美林大の優勝が決まります!

桜美林大が優勝のパターン

大学名 桜美林大 日体大 筑波大 東海大 武蔵大 帝京大 試合 勝率
桜美林大 ○○ ○○ ○○ ●○ 8 7 1 .875
日体大 ●● ○● ●● ○○ 8 3 5 .375
筑波大 ●● ●○ ○● ○○ 8 4 4 .500
東海大 ○○ ◯◯ ●● ●○ 8 4 4 .500


武蔵大vs筑波大 残留争い

一方、残留争い(入れ替え戦争い)も熾烈です。

同率で最下位に沈む武蔵大と帝京大の直接対決が次週行われます!

この対決で二連勝すれば、2勝差つけることが出来るので、残留に大きく近づくことが出来ます!

一方、二連敗したチームは、第5週での戦いがより一層厳しくなっていきます。

東海大vs筑波大 運命の分岐点

そして、もう一つの同率対決も、今後の運命を左右する戦いになりそうです。

3勝3敗、勝率5割同士の、東海大と筑波大の直接対決が行われます!

ここで、二連勝したチームは優勝争いに加わることが出来ます!例え、桜美林大が二連勝し、7勝になったとしても、二連勝すれば5勝になるので、首の皮が1枚繋がる状態にはいれます。

逆に、二連敗し3勝のままだと、優勝の可能性はほぼ無くなるどころか、残留争いに巻き込まれます。

というのも、先程紹介した最下位対決の武蔵大vs帝京大が1勝1敗ずつで終わった場合、どちらも3勝3敗になります。

つまり、3勝3敗ずつのチームが3校並ぶことになり、残留争いも熾烈化することになります!

第5週の対戦相手を見ると、東海大は現在、首位の桜美林大と、筑波大は現在、最下位に沈んでいる帝京大との対決になります。

東海大にとっては、第4週で二連勝すれば、自力優勝のチャンスになりますし、筑波大にとっては、第4週で二連敗すると、場合によっては、帝京大との残留争い直接対決になってしまいます。

東海大二連勝、筑波大二連敗の場合

大学名 桜美林大 日体大 筑波大 東海大 武蔵大 帝京大 試合 勝率
桜美林大 ●● ○○ ○○ ●○ 8 5 3 .625
日体大 ◯◯ ○● ●● ○○ 8 5 3 .625
筑波大 ●● ●○ ●● ○○ 8 3 5 .375
東海大 ○○ ◯◯ ●● ●○ 8 5 3 .625
武蔵大 ●● ●● ○○ ◯● 8 3 5 .375
帝京大 ○● ●● ○● ●◯ 8 3 5 .375

ここでは、日体大が桜美林大に二連勝、武蔵大と帝京大の対決が1勝ずつになったと仮定します。

この表の通りになると、優勝争いチームが3校、残留争いチームが3校になり、優勝争いも残留争いも激戦になります!

まさに、優勝争いだけではなく、今後を左右する戦いになりそうです!

まとめ

第4週は、同じような事情を抱えるチームが直接戦い、結果によって今後の運命の分岐点になる戦いになりそうです!

そして、第4週が開催される、15日と16日は開催地となる等々力球場のある神奈川県では緊急事態宣言が解除される予定です。

まだ9日現在、連盟からは観客動員についての発表はありませんが、もし可能であれば、観衆の前で選手をプレーさせて欲しいと思います!

 

今日はこの辺で失礼します\(_ _)