大学野球

2021年春季首都大学野球 優勝争いの行方と入れ替え戦争い

こんにちは!一般ぱんだです!

さて今回は、5月22·23日に最終週を迎える大混戦中の、2021年春季首都大学野球1部リーグの優勝争い並びに、入れ替え戦(最下位)争いの行方について、展望を書いていこうと思います!

(今回、目次が壊れています。予めご了承ください…)

第四週の結果と順位

それでは始めに、5月15·16日に行われた第四週の試合結果をお伝えしていきます!

5/16 結果

筑波大 4 – 9 東海大 (勝)斎藤 礼二  (負)佐藤 隼輔

武蔵大 4 – 5 帝京大 (勝)粂 (負)鈴木 啓悟

日体大 4 – 2 桜美大 (勝)矢澤 (負)土生

5/17 結果

筑波大 4 – 9 東海大 (勝)北爪 (負)安里

武蔵大 4 – 5 帝京大 (勝)粂 (負)松崎

日体大 4 – 2 桜美大 (勝) (負)土生

順位表

大学名 桜美大 日体大 筑波大 東海大 帝京大 武蔵大 試合 勝率
桜美大 ●○ ○○ ●○ ○○ 8 6 2 .750
日体大 ○● ○● ●● ○○ 8 4 4 .500
筑波大 ●● ●○ ●○ ○○ 8 4 4 .500
東海大 ○○ ○● ○● ●● 8 4 4 .500
帝京大 ○● ●● ○● ○○ 8 4 4 .500
武蔵大 ●● ●● ○○ ●● 8 2 6 .250

首位は桜美林大で6勝2敗。日体大、筑波大、東海大、帝京大と4チームが4勝4敗で並び、最下位は2勝6敗の武蔵大となっております。

今後の展望

いよいよ22·23日に最終週を迎える、首都大学野球1部リーグ。

ここからは、優勝争いと入れ替え戦争いを中心に、今後の展望を見ていこうと思います!

最終週の対戦カード

今後の展望を見ていく前に、最終週の対戦カードを見ていきましょう。

日体大   –   武蔵大

帝京大   –   筑波大 

桜美大   –   東海大

(等々力球場開催)

首位の桜美林大は、東海大との首位攻防戦。

帝京大と筑波大は優勝の望みをつなぐ同率対決。

最下位の武蔵大は2勝差の日体大と対決になります。

順位決定方法

最終週のカードを見たところで、順位決定方法を見ていきます。

首都大学野球 順位決定方法(出典:首都大学野球連盟)

1位と6位に関しては、同率となった場合、当該チームの対戦成績で決まります。(ここが重要になります)

それでも決まらなかった場合は、順位決定戦を行います。

2~5位に関しては、前期(2020年秋季リーグ)の順位で決まります。

優勝争いの行方

それでは、優勝争いの行方について見ていきましょう。

ここでは、いくつかある優勝パターンを列挙していこうと思います!

パターン①

桜美林大vs東海大で、桜美林大が1勝1敗以上

桜美林大が優勝

パターン②

桜美林大vs東海大で、東海大が2連勝

且つ

帝京大vs筑波大が、1勝1敗

東海大が優勝

パターン③

桜美林大vs東海大で、東海大が2連勝

且つ

帝京大vs筑波大で、どちらかが2連勝

東海大vs帝京大or筑波大の優勝決定戦

桜美林大は、東海大に1勝でもすれば優勝なので、桜美林大が有利な状況には変わりません。

ただし、2連敗してしまうとその時点で桜美林大の優勝が消滅してしまうので、1勝するまでは気の抜けない試合が続きますし、挑戦者の立場である東海大よりプレッシャーが大きいと思います。

逆に、東海大は挑戦者の立場ではありますが、「首位」でこれまで同一チームに必ず1勝以上している桜美林大に2連勝しなくてはなりません。

しかも、仮に2連勝したとしても、帝京大vs筑波大の結果次第で最終週での優勝が決まるかどうかが決まるという、他力本願状態です。

とはいえ、東海大としては逆転優勝の可能性に望みをつなげるべく、2連勝が必須になります!

そして、帝京大と筑波大は2連勝且つ、東海大が2連勝且つ、優勝決定戦で勝利するという、3つの条件が揃わないと、優勝出来ないですが、こちらも望みをつなげるべく、2連勝が必須になります!

入れ替え戦争いの行方

もう一つ注目なのが、入れ替え戦(最下位)争いです!

入れ替え戦があるため、まだ2部降格が決まっているわけではもちろんありませんが、4年生にとっては最後のシーズンを降格して2部で戦うのは、本望ではないでしょう。

ではこちらも、いくつかあるパターンを列挙していきましょう。

パターン①

日体大vs武蔵大で、日体大が1勝1敗以上

武蔵大が入れ替え戦へ

パターン②

日体大vs武蔵大で、武蔵大が2連勝

且つ

桜美林大vs東海大で、東海大が1勝1敗以上

且つ

帝京大vs筑波大で、帝京大が1勝1敗以上

日体大が入れ替え戦へ

パターン③

日体大vs武蔵大で、武蔵大が2連勝

且つ

桜美林大vs東海大で、東海大が1勝1敗以上

且つ

帝京大vs筑波大で、帝京大が2連敗

武蔵大、日体大、帝京大の3校で順位決定戦(?)

パターン④

日体大vs武蔵大で、武蔵大が2連勝

且つ

桜美林大vs東海大で、桜美林大が2連勝

日体大が入れ替え戦へ

武蔵大は1敗でもすると、入れ替え戦行きが決定します。

ですが、2連勝すると、日体大の入れ替え戦行きが大きくなります。

今回の順位決定方法として、勝率が同率になった場合、直接対決での結果が反映されるので、武蔵大と日体大で4勝4敗で並んだ場合、武蔵大が日体大に2連勝している為、武蔵大の方が順位が上になります。

さらに、少し複雑なのがパターン③とパターン④です。

パターン③での順位表

大学名 桜美大 筑波大 東海大 日体大 帝京大 武蔵大 試合 勝率
桜美大 ○○ ●○ ●○ ●○ ○○ 10 7 3 .700
筑波大 ●● ○● ●○ ○○ ○○ 10 6 4 .600
東海大 ○● ○● ○○ ○● ●● 10 5 5 .500
日体大 ○● ○● ●● ○○ ●● 10 4 6 .400
帝京大 ○● ●● ●○ ●● ○○ 10 4 6 .400
武蔵大 ●● ●● ○○ ○○ ●● 10 4 6 .400

2勝4敗のチームが3チームが並びます。

武蔵大は日体大に2連勝、日体大は帝京大に2連勝、帝京大は武蔵大に2連勝と勝敗がサークルしている為、この時点では勝敗が決まらず、連盟規定では、この3校で順位決定戦となります。

(3校の順位決定戦が本当に行われるかわからないので、上では(?)をつけております)

パターン④での順位表

大学名 桜美大 筑波大 東海大 帝京大 武蔵大 日体大 試合 勝率
桜美大 ○○ ○○ ●○ ○○ ●○ 10 8 2 .800
筑波大 ●● ●○ ○○ ○○ ●○ 10 6 4 .600
東海大 ●● ○● ○● ●● ○○ 10 4 6 .400
帝京大 ○● ●● ●○ ○○ ●● 10 4 6 .400
武蔵大 ●● ●● ○○ ●● ○○ 10 4 6 .400
日体大 ○● ○● ●● ○○ ●● 10 4 6 .400

パターン④では、帝京大が2連敗し、さらに、東海大も2連敗し、2勝4敗のチームが4校並ぶことになります。

当該チーム同士の成績で見ると、武蔵大は4勝2敗、東海大と帝京大は3勝3敗、日体大のみ2勝4敗となります。

つまり、パターン③では帝京大、日体大、武蔵大が同じ勝率且つ、当該チーム同士でも同じ勝敗になるため、順位が決められませんが、パターン④になると、東海大が入り、その東海大に2連勝している武蔵大や1勝している帝京大が有利になり、逆に、2連敗した日体大が最下位に転落します。

また、帝京大が1勝以上し、東海大が2連敗し、東海大、日体大、武蔵大の3チームが2勝4敗で並んだとしても、武蔵大はこの2校にそれぞれ2連勝してますし、東海大は日体大に2連勝し、逆に日体大は2校に1つも勝てていない為、日体大が最下位になります。

とはいえ、現在4連敗中の武蔵大が2連勝すること自体、高いハードルとなります。

ですが、もし2連勝した場合、最終週での入れ替え戦行きが無くなるので、総力を出し、何としても2連勝を成し遂げたいところです!

逆に、初戦を落としたのが2連敗した東海大戦のみの日体大としては、初戦で勝利し、残留を決めたいところです。

どのチームも優勝争いや入れ替え戦争いなど、それぞれの事情を抱えて迎える最終週(帝京大に関しては、優勝の可能性も入れ替え戦行きの可能性も残されています)。

特に初戦は、どの試合も目が離せない展開になりそうです!

私も、等々力球場にて観戦予定です!

今日はこの辺で失礼します\(_ _)