こんにちは!一般ぱんだです!
今回は、23日に閉幕した2021年春季首都大学野球1部リーグの順位結果を、最終週の試合結果を交えながらお伝えしていこうと思います!
首都大学野球については、↓の記事でも紹介しているので、是非ご覧ください!
第4週までの順位表
それではまず、第4週までの順位表をおさらいしておきましょう。
大学名 | 桜美大 | 日体大 | 筑波大 | 東海大 | 帝京大 | 武蔵大 | 試合 | 勝 | 負 | 勝率 |
桜美大 | ー | ●○ | ○○ | ●○ | ○○ | 8 | 6 | 2 | .750 | |
日体大 | ○● | ー | ○● | ●● | ○○ | 8 | 4 | 4 | .500 | |
筑波大 | ●● | ●○ | ー | ●○ | ○○ | 8 | 4 | 4 | .500 | |
東海大 | ○○ | ○● | ー | ○● | ●● | 8 | 4 | 4 | .500 | |
帝京大 | ○● | ●● | ○● | ー | ○○ | 8 | 4 | 4 | .500 | |
武蔵大 | ●● | ●● | ○○ | ●● | ー | 8 | 2 | 6 | .250 |
首位は桜美林大で6勝2敗、その次に日体大、筑波大、東海大、帝京大の4校が4勝4敗の5分で並んでおり、最下位は武蔵大で2勝6敗となっています。
この時点で、優勝の可能性があるのは、桜美林大、日体大、筑波大、東海大、帝京大の5校にあります。
さらに、入れ替え戦行きの可能性があるのも、武蔵大、帝京大、東海大、筑波大、日体大の5校にあります。
最終週の対戦カード
順位表を見たところで、最終週の対戦カードを見ていきましょう!
日体大 – 武蔵大
帝京大 – 筑波大
桜美大 – 東海大
(等々力球場開催)
首位の桜美林大は、東海大との首位攻防戦。
帝京大と筑波大は優勝の望みをつなぐ同率対決。
最下位の武蔵大は2勝差の日体大と対決になります。
順位決定方法
勝率が並んだ場合は、当該チーム同士の対戦成績で決めるそうですが、仮に3校が並び、どれか1カードでも1勝1敗があれば、「対戦成績では決まらない場合。」と考え、順位決定トーナメントを行うそうです。
例えば、東海大vs桜美林大で東海大が2連勝し、且つ、帝京大vs筑波大で筑波大が2連勝すると、東海大、桜美林大、帝京大の3校が6勝4敗で並び、東海大vs帝京大の対戦成績が1勝1敗な為、「対戦成績で決定しない場合」と考え、東海大、桜美林大、帝京大の3校で順位決定戦を行うことになります。
逆に、東海大vs桜美林大で東海大が2連敗し、且つ、武蔵大vs日体大で武蔵大が2連勝、且つ、帝京大vs筑波大が1勝1敗で終わると、東海大、武蔵大、日体大の3校が4勝6敗で並びますが、日体大は東海大にも武蔵大にも2連敗することになるので、対戦成績で決めることができるので、日体大が最下位になります。
どの試合も目が離せない展開になりそうです!
最終週の試合結果
それでは、最終週の試合結果を見ていきましょう!
第1戦 (5月22日)
日体大 0 – 1 武蔵大 (勝)山内 (負)矢澤
帝京大 2 – 1 筑波大 (勝)岡野佑 (負)佐藤隼
桜美大 2 – 3 東海大 (勝)斎藤礼 (負)土生
桜美林大が東海大に負けた為、桜美林大の優勝は持ち越されました。
また、武蔵大も日体大に勝った為、最下位も決まりませんでした。
この時点で、優勝の可能性が残されているのは、桜美林大、東海大、帝京大。
最下位の可能性が残されているのは、武蔵大、日体大、筑波大の3校です。
第2戦で桜美林大が勝利すると、桜美林大が優勝、また、武蔵大が負けると、武蔵大の入れ替え戦行きが決まります。
第2戦 (5月23日)
筑波大 2 – 4 帝京大 (勝)鈴木 (負)西舘
東海大 1 – 0 桜美大 (勝)高木 (負)多間
武蔵大 5 – 6× 日体大 (勝)勝本 (負)松﨑
最終結果
今季リーグ戦、全30試合の結果はこのようになりました。
大学名 | 帝京大 | 桜美大 | 東海大 | 日体大 | 筑波大 | 武蔵大 | 試合 | 勝 | 負 | 勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
帝京大 | ー | ○● | ○● | ●● | ○○ | ○○ | 10 | 6 | 4 | .600 |
桜美大 | ●○ | ー | ●● | ●○ | ○○ | ○○ | 10 | 6 | 4 | .600 |
東海大 | ○● | ○○ | ー | ○○ | ○● | ●● | 10 | 6 | 4 | .600 |
日体大 | ○○ | ○● | ●● | ー | ○● | ●○ | 10 | 5 | 5 | .500 |
筑波大 | ●● | ●● | ●○ | ●○ | ー | ○○ | 10 | 4 | 6 | .400 |
武蔵大 | ●● | ●● | ○○ | ○● | ●● | ー | 10 | 3 | 7 | .300 |
帝京大が2連勝、且つ、東海大が桜美林大に2連勝した為、帝京大、東海大、桜美林大が6勝4敗で並びました。
帝京大と東海大の対戦は、1勝1敗の為、「対戦成績では決まらない場合。」となり、帝京大、東海大、桜美林大の三校で優勝決定トーナメントを行うことになりました。
また、武蔵大は日体大との第2戦では、9回表まで3点のリードを奪っていましたが、9回裏に投手陣が総崩れし、4点を奪われ、逆転負け。
この結果、3勝7敗で武蔵大の単独最下位が確定し、入れ替え戦に回ることになりました。
順位が確定したのは、
4位・日本体育大学
5位・筑波大学
6位・武蔵大学(入れ替え戦に回る)
の3校です。
上位3校は、優勝決定戦にて順位が確定します。
優勝決定戦・入れ替え戦の日程と展望
優勝決定トーナメント 日程・展望
5/29 1回戦 桜美林大vs東海大
5/30 決勝戦 帝京大vs(桜美林大vs東海大の勝者)
(サーティーフォー相模原球場開催)
優勝決定トーナメントの組み合わせは、前季(2020年秋季)の順位で決まるため、前季3位だった帝京大がシード権を得ます。
逆に、シーズンを通して一番優位な状況にいた桜美林大は前季5位だった為、シード権を得ることが出来ず、前季6位の東海大と1回戦を戦います。
下の画像では、暫定1位が帝京大、2位が桜美林大、3位が東海大になります。
この3校の中で、一番優位なのは、帝京大ではないかと思います。
他の2校より試合数が少ないのに加え、シーズンでも2校にそれぞれ1勝ずつしているのも、優位な点ではないかと思います。
鍵を握る投手陣も、エースの岡野佑や2戦目で先発することが多い鈴木、リリーフエースの粂といった、好投手が万全な状態で迎えることが出来、ベンチとしてもある程度はつぎ込めるのではないでしょうか。
入れ替え戦 日程・展望
5/29・30 武蔵大vs明星大 2戦先勝方式
(サーティーフォー相模原球場開催)
入れ替え戦は、1部最下位の武蔵大と2部優勝の明星大とで行われます。
一般的に、負け続けて強制的に入れ替え戦に回ることになった1部最下位校よりも、勝ち続けて自力で入れ替え戦行きを勝ち取った2部優勝校の方が勢いがあるのは間違いないです。
両校共に、初戦を制することが出来るかが、鍵となってきそうです。
明星大としては、初戦を制すればさらに勢いがつけられるでしょうし、逆に、武蔵大としては、勝てば明星大の勢いを一旦止めることが出来ます。
初戦は恐らく、武蔵大の先発ピッチャーは首都大学野球リーグ屈指の好投手である、エース·山内。
明星大としては、初戦から難敵が立ちはだかりますが、打撃陣がどう攻略するか注目です。
いよいよ、2021年春季首都劇場の最終幕。優勝決定トーナメント、入れ替え戦共に「首都劇場」に相応しいドラマチックな展開になるのではないでしょうか!!
今日はこの辺で失礼します\(_ _)