こんにちは!一般ぱんだです!
前回の記事では、関東地区の高校の中でベスト8入りしそうな高校を予想し、私一般ぱんだは浦和学院(埼玉)と専大松戸(千葉)がベスト8入りすると予想しました!
この2校には、是非頑張ってほしいです!
また、日本航空(山梨)と横浜(神奈川)もそれぞれ1回戦を突破し、関東地区の高校の快進撃が続いています!
しかし、前回の記事では、東京の高校のベスト8入り予想をしませんでした。
少なくとも1校以上は、ベスト8入りすると予想しています。
そこで、今回は、東西東京代表から、ベスト8の可能性が高い高校を予想していきたいと思います!
東京の出場校
それではまず始めに、東西それぞれの代表校を見ていきたいと思います!
東東京…二松学舎大付属(3年ぶり4度目)
西東京…東海大菅生(4年ぶり4度目)
二松学舎大付属、東海大菅生共にどちらも4度目の出場。
通算勝利数は二松学舎が3勝、東海大菅生が4勝と、東海大菅生が僅かにリードしていますが、東海大菅生は、2017年の選手権で3連勝し、ベスト4まで勝ち上がりました!
一方、二松学舎も過去3度出場した選手権の初戦は全て勝っています!(逆に2勝目が遠いです…)
では、今回はその2校のうち、ベスト8入りの可能性が高いと予想する高校を解説していきたいと思います!
ベスト8 予想校
悲願の日本一へ
ベスト8入りの可能性が高いと予想したのは、東海大菅生(西東京)です!
昨秋以降の成績
始めに、昨秋の都大会以降の成績を見ていきましょう。
昨秋以降の成績(一部のみ)
【2020秋】
都大会準決勝 〇 7-5 関東第一
都大会決勝 〇 6-1 日大三 都大会優勝(選抜出場)
【2021選抜】
選抜1回戦 〇 4-3 聖カタリナ(愛媛)
選抜2回戦 〇 5-4 京都国際(京都)
選抜準々決勝 ● 0-6 中京大中京(愛知) 選抜ベスト8
【2021春】
都大会準々決勝 〇 5-0 八王子
都大会準決勝 ● 1-4 関東第一 都大会ベスト4
【2021夏】
西東京大会準決勝 〇 8-0 世田谷学園
西東京大会決勝 〇 8-3 國學院久我山 西東京大会優勝
昨年の西東京都独自大会で優勝し、さらに、東西東京決戦でも帝京に勝利し、「夏の東京王者」の称号を掴み取った東海大菅生は、続けて開催された秋大会も勢いそのままに、二季連続で東京王者の称号を手にし、選抜出場を果たしました。
選抜でも、1回戦で愛媛の聖カタリナに勝利し、4度目の出場にして選抜初勝利を手にすると、京都国際との2回戦では、2点を追う9回裏に3点を奪いサヨナラ勝利。ベスト8まで進出しました。
春の都大会では、準決勝で関東第一(東東京)に敗れ、三季連続の東京王者とはなりませんでしたが、夏大会では、初戦で強豪・国士館を4-2で退けると、その後は順調に勝ち進み、準決勝・決勝は共に8点を奪い、快勝。
4年ぶり4度目の甲子園出場を手にしました!
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注目選手
今回は、投打の注目選手をそれぞれ1人ずつ紹介したいと思います。
投手の注目選手
投手の注目選手は、本田 峻也です!
中学時代は、U15日本代表としてW杯にも出場した左腕の逸材です!
インステップからのスクリューオーターからから投げるため、特に左打者からは非常に手元が見えづらく、ストレートの最速は143km。また、キレのあるスライダー、カーブ、スプリットを投げ分け、相手打者を打ち取っていきます。
秋の都大会では、8試合のうち5試合に登板し、優勝に貢献しましたが、選抜では肩の不調で、先発した準々決勝・中京大中京戦では5回を投げて四死球を6つも与えてしまい、6失点し、本来のピッチングが出来ませんでした。
肩の治療に専念するために、春大会は登板せず、5月までキャッチボールさえもせずに迎えた夏大会。初戦の国士館戦に先発し、7回2失点2四死球の好投を見せ、チームを勝利に導きました。
この後、決勝までの5試合のうち4試合に登板し、決勝の國學院久我山戦では、6回3失点3四死球と先発としての役割を果たし、見事、優勝に貢献しました!
聖地・甲子園で思うようなピッチングが出来ずに悔しい思いをした選抜。その雪辱を果たすためにも、復活を遂げたエースが本来のピッチングをし、菅生を日本一に導いて欲しいです!
野手の注目選手
野手の注目選手は、千田 光一郎です!(外野手)
夏の都大会では1番ライトとして先発し、攻守に貢献するほか、決勝戦では9回に投手として登板し、三者凡退に抑えました!
ミート力が高く、高い打率を残せるのはもちろん、ホームランも打つことが出来ます。
選抜では、1回戦の聖カタリナ戦で、選抜通算800号となるメモリアルホームランを甲子園で放ち、さらに、夏の都大会でも決勝の國學院久我山戦で決勝の3ランホームランを東京ドームで放ちました!
守備でも、投手として最速141kmを計測する強肩で、ホームに突っ込むランナーを刺すことが出来ます!
リードオフマンでもあり、スラッガーでもあり、菅生の「打」にはなくてはならないバッターである千田。
甲子園で春夏連続のホームランを放ち、チームを勝利に導いて欲しいです!
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ベスト8までの道のり
では、東海大菅生のベスト8(準々決勝)までのトーナメント表を見ていきましょう。
東海大菅生 トーナメント表
引用先:http://www.jhbf.or.jp/sensyuken/2021/tournament/ 公益財団法人 日本高等学校野球連盟
最初に言っておきますが、決して、楽な組み合わせではありません!
選手権出場9回、選抜では2度の優勝経験を誇る沖縄尚学(沖縄)、選手権出場11回の強豪・盛岡大付属(岩手)、選手権出場15回、2001年の選手権では準優勝にも輝いた近江(滋賀)といった名門校が揃います!
さらに、東海大菅生の初戦の相手は、大阪桐蔭です!
現在の高校野球において、日本で最も有名な高校と言っても過言ではなく、選手権出場11回のうち優勝5回、選抜出場12回のうち優勝3回、選手権通算37勝5敗、選抜通算26勝8敗と、桁外れの実績を誇ります!
また、甲子園に初出場したのが20年前の1991年と、高校野球においては比較的最近であることから、この実績の凄さがさらに際立つことでしょう。
今春の選抜では、1回戦で同じ近畿のライバル・智弁学園に敗れ初戦敗退を喫したことにより、大阪桐蔭自身、今大会への意気込みは並大抵なものではないでしょう。
ここまで言うと、まるで大阪桐蔭を応援しているようにも聞こえますが(笑)、今大会は東海大菅生が勝利すると予想します!
今年の菅生には、選手権でベスト4に輝いた2017年と同じように、総合力が高いからです!
最速157kmを投げる明桜(秋田)の風間 球打や長打力が自慢の岐阜第一(岐阜)の阪口 楽のようなドラフト上位候補の選手はいませんが、チームとしての総合力は今大会随一ではないかと思います。
1つには、ランナーをホームに返す力が高いです。
送りバントなどでランナーを次の塁に進塁させることも出来ますし、盗塁やエンドランなどの走力を活かした攻撃も出来ます。
その結果、ランナーを次々と進塁させることが出来、1ヒットでも得点することが出来ます!
さらに、ランナーを溜めて、千田や堀町 沖永、小池 祐吏のような長打を打てるバッターに回れば、1ヒット又はホームランで、複数得点を奪うことも出来ます!
確実にランナーを返し、得点を重ねる攻撃力もあれば、リードを守り切る守備力も随一です。
投手の本田や櫻井 海理、千田の三人共に制球が良く、大崩れすることはなく、夏の都大会6試合合計・6失点(うち決勝戦で3失点)と安定のピッチングを見せました!
また、エラーの数も、夏の都大会6試合合計・3つと非常に少なく、内野陣は難しいバウンドも難なくこなし、内外野共に守備も固く、四死球やエラーで崩れることは少ないです。
出したランナーをきっちりと得点に繋げ、奪ったリードを投手陣や守備陣と一体となって守り切る。
その総合力は、大阪桐蔭を始めとした全国の強豪校に引けを取りません!
東海大菅生、大阪桐蔭共に、目指すは日本一。
菅生にとって、大量得点を奪える相手ではないですが、数少ないチャンスで得点を奪い、固い守備力でリードを守り切り、初戦突破してほしいと思います!
そして、初戦突破した実力を活かしてベスト8まで進出し、目指す日本一へ突き進んで欲しいと思います!
まとめ
東西東京代表のうち、ベスト8に進出する可能性が高いのは、東海大菅生(西東京)と予想しました。
昨秋の東京大会から発揮した投打共に高い総合力を武器に、初戦の大阪桐蔭を始めとした強豪校にも太刀打ち出来る実力があると判断しました!
1つ不安な要素は、選抜で1回戦と2回戦に投手として先発し、ベスト8進出の原動力にもなった2年生の鈴木 泰成が故障で予選に登板せず、本大会でもベンチ外。選抜と違い、エースの本田が復活を遂げたことは強みですが、若干の投手層の不安は否めません。
ですが、西東京大会を圧倒した力を発揮し、西東京代表として2011年の日大三以来、10年ぶりの優勝旗を持ち帰ってほしいです!
※もちろん、東東京代表の二松学舎大付属も応援しています!
今日はこの辺で失礼しますm(__)m